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満腹感を得るのにタンパク質の多い食事はやはり有効だった

(2016年3月) "Journal of the Academy of Nutrition and Dietetics" に掲載されたパデュー大学などによるシステマティック・レビューで、満腹感を得るのにタンパク質の多い食事が有効であることが確認されました。

これまでの研究

タンパク質を多く含む食品によって満腹感が得られることは経験的に知られていて、高タンパクの食事がダイエットにも用いられていますが、意外なことに、そのことを調べた大規模な研究はこれまで行われていませんでした。

研究者は次のように述べています:
「タンパク質を食べると満腹感を生み出すホルモンが放出されるという研究データは十分に存在しますが、個々の研究が小規模であったりアプローチが異なるために結果の解釈が難しかったりすることが少なくありませんでした。 今回のレビューでは、複数の研究結果を組み合わせてタンパク質に満腹感を感じさせる効果があることを確認しました」
レビューの概要

定量的メタ分析や二次的方向性分析(secondary directional analysis)などの統計学的アプローチを用いてデータを分析したところ、いずれのアプローチでもタンパク質が多いと満腹感を得やすいという結果でした。

今後の課題
以下の点については未だ不明です:
  • 満腹感を維持するのに、どれだけの量のタンパク質を摂ればよいのか?
  • 1日のうちタンパク質を摂るのに適したタイミングはいつなのか?
  • 高タンパクの食事を長期間続けていて満腹感を得る効果が失われることはないのか?