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BMIが高い非喫煙者は肺ガンになりにくい。 ただし女性だけ?

(2018年6月) "BMC Cancer" に掲載されたメタ分析で、BMIが高い非喫煙者は肺ガンのリスクが低いという結果になりました。

メタ分析の方法

非喫煙者を対象にBMIと肺ガンのリスクとの関係を調べた29の研究(2017年7月1日までに発表されたもの)のデータを分析しました。 29の研究のうち21が前向きコホート研究で、8つがケース・コントロール研究でした。 データに含まれる人数は 1,500万人超、肺ガンの症例数は1万件超でした。

「非喫煙者」の定義

生涯における喫煙本数が100本以下で現在喫煙習慣がない人を「非喫煙者」とみなしました。

結果

肥満者(BMIが25kg/m以上)は普通体重者に比べて、肺ガンのリスクが23%低いという結果でした。

体重が多いほど肺ガンのリスクが低く、BMIが5kg/m増えるごとに肺ガンのリスクが11%低下するという計算になります。

男女別に分析すると、体重が多いと肺ガンのリスクが低いという関係が見られたのは女性だけでした。 データを非喫煙者に限ることで男性のデータが女性に比べて少なかった(喫煙者が男性に多いので)のが原因かもしれません。