自家製の食事で子供がアレルギーになるリスクが減少

(2013年8月) "The Journal of Allergy and Clinical Immunology" に掲載された研究によると、野菜と果実を多く食べ、既製の食品(パッケージに入った加工食品)をあまり食べない赤ちゃんは、食品アレルギーになりにくいと思われます。
卵・ピーナッツ・牛乳などの食品に対するアレルギーのある子供は8%程度であると言われています。
研究の方法

この研究では、1,140人の赤ちゃんの親に食事日記をつけてもらいました。 1,140人のうち、食品アレルギーであると診断されたのは41人でした。 これら41人と(環境や、体質、性別などが?)似ていてアレルギーの無い82人を 1,140人から選出して、両グループ(41人と82人)で食事内容を比較しました。

結果

アレルギーの無い赤ちゃんは、果実や、野菜、魚、鶏肉などを材料に家庭で調理した食事を食べていることが多く、既製の食事(工場で作ったベビーフードやパスタソースなど)や、ジャンクフード(ポテトチップスなど)、加工肉(ベーコンなど)をあまり食べていませんでした。

研究者のコメント
研究者は、このような食事とアレルギーの関係に関して次のように推測しています:
「食事に含まれる栄養素の中には、免疫系の発達に必要とされるものもあります。 したがって、子供の免疫系が発達する時期に、そのような栄養素が十分に得られなければ、(免疫系の発達が不完全となり)アレルギーの原因の1つとなる可能性があります」
ただし、今回の研究に関与していないスェーデンの研究者によると、アレルギーの原因となることの多い木の実(ピーナッツなど)・魚・卵などを赤ちゃんに与えないようにすることでアレルギーになるのを回避できるという考えには根拠がありません。