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筋トレ後には、水風呂に入っても熱いお風呂に入っても筋トレの効果が損なわれる

(2016年6月) クイーンズランド大学(オーストラリア)の研究によると、筋力トレーニングを行った後には、水風呂に入っても熱いお風呂に入ってもトレーニングの効果が損なわれます。

水風呂の研究
方法

普段から運動をしている男性21人を2つのグループに分けて、一方のグループには筋トレの後に水風呂に入ってもらい、もう一方のグループには筋トレの後にアクティブ・リカバリー(*)を行うということを12週間にわたり続けてもらいました。

筋トレは毎週2回行いました。 水風呂もアクティブ・リカバリーも時間は10分間でした。
(*) 疲労回復を目的として軽い有酸素運動を行うこと。
結果

水風呂に浸かったグループよりもアクティブトレーニングをしたグループの方が、筋肉量と筋力の増加幅が大きくなっていました。 水風呂に浸かったグループでは筋繊維1本あたりの筋核の数が増えておらず、筋繊維のサイズに変化がありませんでした。

また、この研究の一環として行われた別の試験では、筋トレ後に水風呂に浸かったグループで筋サテライト細胞の活性が阻害され、トレーニングの効果を担う酵素の活性化が抑制されていることがわかりました。

これらの結果から、トレーニング後に水風呂に入るという習慣を続けていると、思うように筋肉量や筋力が増えないということになる恐れがあります。

熱いお風呂の研究
方法

16人の被験者を2つのグループに分けて、一方のグループには筋トレの後に熱い風呂に入ってもらい、もう一方のグループには筋トレの後に休息するということを10週間にわたり続けてもらいました。 そして、この10週間の前後に筋力と筋肉量を調べました。

結果
トレーニング後に熱い風呂に入ったグループは筋力が増えておらず、筋肉量の増え方もトレーニング後に休息したグループほどではありませんでした。
風呂の湯の温度は45℃だったのですが、研究者によると、この温度が高過ぎた可能性もあります(もっとぬるい湯なら別の結果となっていた可能性がある)。