家事はダイエットの役に立つほどの運動ではないかも

(2013年10月) アルスター大学(アイルランド)の研究によると、家事にはスポーツほどのダイエット効果が無いと思われます。 この研究で 4,600人以上の人に家事・通勤・通学・スポーツ・娯楽による普段の運動量について尋ねたところ、運動量全体に占める家事の量が多い人ほど体重が重い傾向が見られたのです。
日本の厚生労働省が作成した健康づくりのための運動指針でも、床掃除・買い物・洗車・介護などの家事(生活活動)を運動として計上するようになっています。
研究の内容

今回の調査で150分/週の運動と回答したのは43%未満に過ぎなかったのですが、この43%の人たちにおいても全運動量の11~73%を家事が占めていました。

運動に占める家事の量が多かったのは女性と高齢者で、女性の場合には家事を運動から除外する(家事をしても運動をしたとみなさない)と、150分/週の運動をしているのは20%に過ぎませんでした。

コメント
研究者は次のように述べています:

「家事は確かに運動であり、どのような運動であっても理論的にはカロリー消費につながるはずですが、今回の研究では、家事の量(運動全体に占める家事の量)が多い人ほど体重が重いという結果になりました」

「家事に由来する運動量を過大評価しているか、摂取カロリー量が運動量を上回っているかのどちらかでしょう」