人類の知能は20世紀後半から下がり続けている?

(2018年6月) "Proceedings of the National Academy of Sciences" に掲載されたノルウェーの研究で、20世紀後半から21世紀初頭にかけてIQが下がり続けていることが明らかになりました。出典: Researchers find IQ scores dropping since the 1970s

研究の方法

1970~2009年にかけてノルウェーで徴兵された男性73万人を対象に実施されたIQ検査の結果を調べました。

結果

1世代ごとにIQが7ポイント低下していました。

解説

20世紀前半には人類の知能(IQ)は向上し続けていましたが、近年では複数の国で行われた調査においてIQの向上ペースが鈍化したりIQが低下に転じたりしていることが明らかになっています。

例えば、英国で最近行われた研究でも、第二次世界大戦の終わり頃から10年ごとにIQが2.5~4.3ポイントずつ低下しているという結果になっています。

20世紀前半に人類の知能がアップしていた要因としては、栄養状態・医療サービス・教育水準の改善が考えられます。 そして、ここ数十年におけるIQの低下にも生活環境の変化が影響している可能性があります。 例えば、教育システムの変化・読書量の減少・食生活の変化(魚を食べなくなった)などです。