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高血圧に効果のあるサプリメントと健康食品


高血圧に対処するには生活習慣の改善が一番ですが、サプリメントや健康食品の中にも高血圧に有効と思われるものがあります。

食物繊維

食物繊維に便秘を防ぐ効果があることは知られていますが、便秘も血圧が上がる理由の1つです。 さらに、食物繊維は体内で水分を吸って膨れますが、そのときに塩分と脂肪分も同時に吸着して体外に運び出してくれます。

つまり、食物繊維は①便秘防止、②脂肪排泄(肥満防止)、③塩分排泄という3つの働きにより血圧抑制に効果を発揮するというわけです。

マグネシウム

カルシウムやカリウム以外に、マグネシウムも意識して摂ると良いでしょう。 マグネシウムには血圧を下げたり、不整脈をコントロールしたりする効果があります。 血圧コントロールのためにマグネシウムを服用する場合の服用量は毎日300~500mg程度です。

ビタミンC

"PLOS ONE"(2015年12月)に掲載されたミネソタ大学の研究によると、ビタミンCに高血圧を予防する効果があるかもしれません。 ただし、ビタミンCに高血圧予防の効果があるのではなく、健康的な食生活がビタミンCの充足と高血圧リスクの低下の両方につながっているという可能性も考えられます。 食生活が健康的でビタミンC血中濃度が高い人で高血圧のリスクが下がっていたうえ、ビタミンCのサプリメントを服用しているだけでは高血圧のリスクが下がっていなかったのです。

ビタミンCに高血圧予防の効果があるとすれば、それはビタミンCの抗酸化作用によるものだと思われます。 ビタミンCが不足する人にはC反応性タンパク質という炎症性の物質が多いのですが、このC反応性タンパク質が高血圧に関与している可能性があります。

喫煙が高血圧のリスク要因であることが知られていますが、ビタミンCは喫煙によっても消費されるため、ビタミンCという観点からも禁煙が高血圧予防に有効かもしれません。
ビタミンD

ビタミンDは不足している場合に限り、血圧コントロールに効果があるかもしれません。

オメガ3脂肪酸

オメガ3脂肪酸は不飽和脂肪酸の一種で、DHAはEPAがこれに当たります。 オメガ3脂肪酸は、魚や亜麻仁油に含まれています。

その他

ココアや、コエンザイムQ10、ニンニクには一酸化窒素を増加させたり血管を広げたりする作用があるため、高血圧の緩和に有効かもしれません。

エイジド・ガーリック抽出物(AGE)

米国の著名な心臓専門医 Chauncey Crandall 博士によると、ニンニクの中でもエイジド・ガーリック抽出物(AGE)は、最も強力な血圧降下作用のある物質の1つで、科学的にも効果が証明されています。

AGE には血管をリラックスさせて、血流を増加させる作用があります。 (エイジド・ガーリックとは、生のニンニクを高温・高湿度で(一説によるとアルコールに漬けて)最大20ヶ月ほど熟成させたものを指すようです。 エイジド・ガーリックの有効成分は Sアリルシステインで、日本の湧永製薬が Kyolic として製品化しています)
注意点
サプリメントや健康食品の中には、命に関わりかねない副作用があったり、薬の効果に影響(弱めたり強くし過ぎたり)するものがあります。 サプリメントや健康食品は、使用を開始する前に必ず医師に相談しましょう。