熱中症のリスク要因と対処法

(2015年7月) 米国立衛生研究所(NIH)が熱中症に関する啓蒙を行っています。 高齢者や慢性疾患を抱えている人には夏の暑さによる熱中症に対して格別の注意が必要です。

熱中症のリスク要因
熱中症のリスクを増やす要因には次のようなものがあります:
  • 水分不足
  • 肥満
  • 飲酒
  • 加齢による皮膚の血流の低下や汗腺の効率低下
  • 心臓・肺・腎臓の病気や、虚弱・発熱を引き起こす病気
  • 塩分制限食(高血圧の療法食)のような特殊な食事。 ただし、熱中症対策として塩の錠剤を服用する前に医師に相談しましょう。
  • 薬の服用。 利尿剤・鎮静剤・精神安定剤や、心臓・血圧の薬の一部には発汗量を減らす(発汗量が減ると体温をきちんと下げられなくなる)ものがあります。

    ただし、処方薬は指示通りに服用を続ける必要があります。 薬の服用により問題が生じる場合には医師に相談しましょう。
蒸し暑い日には冷房の効いた場所で

気温と湿度が高い日には慢性疾患を抱えている高齢者は特に、冷房が効いた室内で過すようにしましょう。 自宅にエアコンがない場合にはエアコンが備えられている施設(図書館・高齢者用の公的施設・大型の商業施設・映画館など)で過しましょう。

熱中症になったら
熱中症が疑われる人を見かけたら次のように対処します:
  • 暑い場所から連れ出して、日光が届かない涼しい場所に避難させる。
  • 熱射病(重度の熱中症で命にも関わる)が疑われる場合には救急車を呼ぶ。
  • 濡れタオルで手首・首・腋の下・局部など皮膚の近くを血管が通っている箇所を冷やす。
  • 水のシャワーや水風呂で体を冷やすように勧める。 ただし、安全であると思われる場合に限る(何について「安全」なのかはソースに記載なし。 心臓発作? 転倒?)
  • 安全に飲み込めるようであれば水などで水分を補給させる。 ただしアルコールとカフェインは禁物。