低血糖にコレシストキニンが関与

(2015年1月) "Nature Neuroscience" 誌に掲載されたアバディーン大学(英国)などの研究により、低血糖が生じるメカニズムの解明が進みました。

今回の研究によると、傍小脳脚核と呼ばれる脳の領域において、コレシストキニン(CCK。 胆嚢運動促進ホルモン)という脳のホルモンが血糖値のセンサーとして機能し、血糖値が下がり過ぎたときに体全体で生じる種々の反応を調整する役目を果たしています。

血糖値が過度に下がると、体内では血糖値を正常範囲内に戻そうとする一連の反応が生じます。 これまで、何がこの反応を引き起こすのかわかっていませんでした。

研究者は次のように述べています:
「CCK細胞は、これまで食欲や不安感への関与が知られていましたが、血糖値にも関与していることは全く知られていませんでした。 今回の発見は、CCK系をターゲットとして低血糖症を防ぐ薬の開発につながる可能性があります」