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自宅でできる尿漏れ対策

尿失禁とは、意図していないのに尿が漏れてしまうことで、尿道をきつく閉じられないのが一般的な原因です。 高齢の女性では50%に尿失禁があると推測されています。 尿失禁には手術などの選択肢もありますが、まず自宅で以下を試してみてはいかがでしょうか:

マグネシウム

イスラエルの研究によると、マグネシウムの摂取量を増やすだけで尿失禁を軽減できるかもしれません。 テル・アビブ大学が行った二重盲検試験で、4週間にわたって女性たちにマグネシウムのサプリメント350mgまたはプラシーボを1日二回服用してもらったたところ、マグネシウムを服用したグループで尿失禁が有意に改善されるという結果になったのです。 マグネシウムが尿失禁に有効なのは、マグネシウムが膀胱の筋肉痙攣を緩和するために(排尿時に)膀胱が完全に空になるためだと考えられます。

ビタミンD

"Obstetrics & Gynecology" 誌に掲載された研究によると、ビタミンDが不足している女性では尿失禁のリスクが2.7倍に増加します。 この研究では、参加した女性の82%でDが不足していました。 ビタミンDの摂取量を増やすことで尿失禁のリスクを減らせると考えられます。 ビタミンDは日光に当たると体内で合成されます。 1日あたり15~20分間ほど日光に当たると良いでしょう。

カボチャの種の抽出物

日本で行われた研究に、カボチャの種の抽出物を服用することで、尿失禁が79%減少し、夜間にトイレを行くことが68%減少するという結果になったものがあります。 この効果は、カボチャの種の抽出物の骨盤底筋を強化する作用によると考えられます。

カボチャの種の抽出物に膀胱の容量を増やす(したがってオシッコを溜めておける量が増える)効果があることを示す臨床試験も1つあります。

漢方薬

複数の研究で、牛車腎気丸という漢方薬が尿失禁に有効であることが示されています。 また、動物実験により、牛車腎気丸に膀胱の容量を増やしたり、膀胱の収縮(容量が減るのでしょう)を緩和したりする作用のあることが示されています。

コンドロイチン硫酸塩

メアリーランド大学の研究によると、コンドロイチン硫酸塩(関節炎用のサプリメントとして市販されている)が尿失禁に有効である可能性があります。 この研究では、コンドロイチン硫酸塩が尿失禁の処方薬(デトロール)と同程度に有効であるという結果でした。 ただし、貝類にアレルギーのある人は、コンドロイチン硫酸塩を飲んではいけません。

ハーブ

"Urology" 誌に 2004年に掲載されたイタリアの研究では、ネズミの実験により、鬱病などの民間療法に用いられるセント・ジョンズ ワートというハーブに尿を我慢する能力を向上させる効果のあることが示されています。 セント・ジョンズ ワートは1日あたり300mg程度を3回に分けて飲むと良いでしょう。

クランベリー

尿路感染症に効くことで有名なクランベリーですが、ミシガン大学の研究によると、クランベリーに含まれるプロアントシアニジンという物質が尿失禁にも有効であるかもしれません。 尿失禁には、クランベリー抽出物を一日あたり300~400mg服用すると良いでしょう。 ただし、クランベリーのジュースは、人によっては膀胱を刺激することがあります。

ダイエット

閉経後には腹部に脂肪が付きやすくなりますが、腹部の脂肪は膀胱と骨盤底筋への圧力がかかる原因となります。 ダイエットによってお腹の脂肪を減らすことで尿失禁のリスクが47%減少するというデータがあります。

カフェインを控える

カフェインは膀胱を刺激したり、(膀胱の)筋肉を収縮させてしまいます。

禁煙する

ニコチンも膀胱を刺激します。 ギリシャで行われた研究で、喫煙者では尿失禁が増加することが示されています。

ケーゲル体操
ケーゲル体操とは、尿漏れを防ぐのに必要となる筋肉を鍛える体操のことです。参考動画 1日5分のケーゲル体操で尿漏れしにくい体になると言われています。