(2018年11月) "Obesity" 誌に掲載されたバージニア工科大学などの研究によると、室温が低いと摂取カロリーが増えてしまう恐れがあります。
研究の方法
クロスオーバー試験において、25人の女性に寒い(19~20℃の)部屋または暖かい(26~27℃の)部屋で別々の日に7時間ずつオフィス・ワークに従事してもらいました。
そして、寒い部屋で過ごしたときと暖かい部屋で過ごしたときとで、昼食と間食で摂るカロリーの量を比べました。
結果
暖かい部屋で過ごしたときには寒い部屋で過ごしたときよりもカロリー摂取量が357kcal少ないという結果でした。
さらに、「生産性がいつも以上だ」と回答した女性の人数が、寒い部屋で過ごしたときには12人でしかなかったのに対して、暖かい部屋で過ごしたときには22人でした。