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暴力的な子供は乳幼児の頃から冷や汗をかかない

(2013年4月) "Psychological Science" 誌に掲載されたカーディフ大学(英国)の研究で、1歳のときに怖い目に会ってもあまり冷や汗をかかない子供は、3歳のときに暴力や攻撃的な発言が目立つという結果になりました。

研究の方法

大きな物音とリモコンで動く恐ろしげなロボットのおもちゃを用いて1才児たちの恐怖心を煽って、そのときに1才児がかいた冷や汗の量を測定しました。 そして1才児が3才になったときに、母親に子供の攻撃性を評価してもらいました。 冷や汗の量の測定には、皮膚コンダクタンス(SCA)を用いました。

結果

1才のときに冷や汗の量が少なかった子供は、3才のときに攻撃的な傾向が見られました。 攻撃性との関係が見られたのは冷や汗だけで、体温などと攻撃性とのあいだには関係が見られませんでした。

解説

これまでの研究でも、冷や汗の量が少ない幼児で、思春期にかけて行動障害や攻撃的な言動が目立つことが示されています。

研究者は、恐ろしい状況に対して強い感情(恐怖心)を抱かない子供が攻撃的になるのではないかと推測しています。 恐怖心が足りないから反社会的な行動をするのではないかというのです。
良く言えば肝が据わっていると言うことでしょうか。 戦国時代の武将に向いているかもしれません。
家庭での実用性
体温などには子供の攻撃性が表れていなかったことから、SCAで冷や汗の量を測らない限り、母親が幼児の行動を観察していても将来の攻撃性は判定できないと思われます。