炎症を助長する食事で早死にのリスクが増加

(2013年11月) AICR Research Conference で発表されたサウス・カロライナ大学の研究によると、炎症を助長する食事をしている人では、早死に(原因は問わない)のリスクが増加します。 炎症を助長する食事とは、砂糖や飽和脂肪酸が多い食事です。

研究の方法

この研究では、10,500人を 1987~2003年まで追跡調査しました。 研究期間が終わった時点で亡くなっていたのは250人で、そのうちの30人が胃腸管のガン(食道ガン・胃ガン・結腸ガン・直腸ガン)によるものでした。

結果

最も炎症を助長するタイプの食事をしていたグループ(以下「助長グループ」)では、最も炎症を抑制するタイプの食事をしていたグループ(以下「抑制グループ」)に比べて、早死にのリスクが53%増加していました。

特に、胃腸管のガンで死亡するリスクは、助長グループが抑制グループの4倍でした。 炎症を抑制するタイプの食事とは、野菜を中心とする食事です。

食事の内容が炎症に影響を与えることや、炎症が大腸ガンなど様々なガンのリスク要因となることは過去の複数の研究でも示されています。

留意点

今回の研究では胃腸管のガンで亡くなった人数が少ないため、「胃腸管のガンで死亡するリスクにおいて助長グループが抑制グループの4倍」という点に関しては、別の研究で確認をする必要があります。