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不眠症の成人は喘息になりやすい

(2017年2月) "European Respiratory Journal" に掲載されたノルウェー大学の研究で、不眠症の成人は喘息になりやすいという結果になりました。
研究の方法

20~65才のノルウェー人男女1万8千人近くに、睡眠の状況と喘息の症状の有無について尋ねました。 そして、それから11年後に再び喘息の症状の有無について尋ねました。

結果
慢性的な不眠症
慢性的な不眠症(*)だったグループは、慢性的な不眠症ではなかったグループに比べて、11年間のうちに喘息になるリスクが3倍超でした。
(*) 当初の調査の時点およびその10年前の時点で(つまり当初の調査が行われる10年前から)不眠症の症状が1つ以上あった。
寝付けなさ

過去1ヶ月間において、「ほぼ毎晩のように寝付けなかった」と回答したグループは、(寝付けないことがなかったグループに比べて)11年間のうちに喘息になるリスクが108%高く(2倍超に)なっていました。 同様に、「寝付けない夜がしばしばあった」と 回答したグループでは65%のリスク増加でした。

すぐに目覚める

早い時間に目が覚めてしまい眠りに戻れないことが「ほぼ毎晩である」と回答したグループは、喘息になるリスクが92%高くなっていました。 「しばしばである」と回答したグループでは、この数字は36%でした。

睡眠の質

睡眠の質が悪い日が週に2回以上あると回答したグループは、喘息になるリスクが94%高くなっていました。

周辺情報
不眠症と喘息

不眠症とは、眠りに就けない・夜中に目覚めてしまう・睡眠の質が低いといった状態のことです。 喘息患者に不眠症の人が多いことが知られています。

喘息の既知のリスク要因
喘息のリスク要因として喫煙・肥満・大気汚染などが知られています。 最近の研究によると、抑鬱や不安感がある成人も喘息になりやすい恐れがあります。