不眠症の改善に運動が有効かもしれない

(2018年7月) "PeerJ" に掲載されたメタ分析によると、不眠症の改善に運動が有効かもしれません。

研究の方法

運動の不眠症への効果を調べた9つの研究(ランダム化比較試験)のデータを分析しました。 被験者数は合計557人となります。

結果

運動によりPSQIとISI(*)のスコアが2.9ポイントおよび3.2ポイント下がっていました(運動が不眠症の軽減に有効だった)。
(*) PSQI(Pittsburgh Sleep Quality Index)は睡眠の質に関するアンケート調査。 ISI(Insomnia Severity Index)は名称から察するに不眠症の重症度に関するアンケート調査。
ただし、PSQIについてもISIについても、メタ分析に用いられた研究が低品質でした。 また、睡眠効率(*)は運動によって改善されていませんでした。
(*) 布団の中で過ごす時間に対する実際に眠っている時間。

結論

不眠症の改善に運動が有効である可能性がありますが、高品質な研究を今後行って運動の不眠症への効果を確認する必要があります。