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原因不明の謎の発疹が体中に生じたのは電子機器が原因だった

(2014年7月) iPad(アップル社のタブレット型コンピューター)が原因で痒みを伴う発疹が体全体に現れるというケースが "Pediatrics" 誌に報告されています。 iPad に使われているニッケルが原因で米国の11才の少年が金属アレルギーになったというのです。

ニッケル・アレルギー

ニッケルによるアレルギーは命に関わるほどのものではありませんが、非常に不快な症状でステロイドによる治療が必要となります。 発疹が原因で感染症を起こしている場合には、抗生物質による治療も必要となります。 この少年の場合、アレルギーが原因で学校を休みました。

この少年のケースを報告した皮膚科医によると、ニッケル・アレルギーのある子供の割合が10年前には17%であったのに対して、現在では25%ほどにも増加しているという(米国の)データがあります。

今回のケース

少年の発疹は当初どのような治療も効果が無く、皮膚検査の結果ニッケル・アレルギーであることが判明しました。 そして、さらに調査を続けたところ、ニッケル・アレルギーの原因は 2010年に家族が購入した iPad だったのです。 少年は iPad を毎日使っていました。

ニッケルが使われていたのが iPad 表面のコーティング部分であったため、iPad を保護ケースに入れて使用することで発疹が出ないようになりました。

ニッケルが使用されている製品

ニッケルは、アクセサリー・眼鏡のフレーム・チャック(ジッパー)などにも用いられており、これらもニッケル・アレルギーの原因になることがあります。

これまでにも、ラップトップ PC や携帯電話など他の電子機器に使われているニッケルがアレルギーの原因となったケースが報告されていますが、iPad の他のモデルや Apple社の他の製品にもニッケルが用いられているかどうかは不明です。 Apple社のスポークスマンは、今回件に関して「ノーコメント」だと述べています。