就寝時間が不規則な子供は頭が悪くなる

(2013年7月)"*Journal of Epidemiology and Community Health*" に掲載された英国の研究で、就寝時間が不規則な子供は知的能力(読解力・数学能力・空間把握力)が悪化するという結果になりました。
Yvonne Kelly, John Kelly, Amanda Sacker. Time for bed: associations with cognitive performance in 7-year-old children: a longitudinal population-based study. J Epidemiol Community Health doi:10.1136/jech-2012-202024
研究の方法

11,000人以上の子供たちの7歳になるまでの家庭環境を調査したデータを調査しました。

結果
データを分析した主な結果は次の通りです:
  • 3歳の時点で就寝時間が不規則だった子供では、(7歳の時点で)読解力・数学能力・空間把握力すべての知的能力において成績が悪かった。
  • 5歳までの就寝時間の不規則さと7歳の時点の知的能力とのあいだに関係は見られなかった。
  • 7歳の時点で、就寝時間が不規則であった女の子は就寝時間が規則的であった女の子と比較して、すべての知的能力において成績が悪かった。 しかし男の子では、このような違いは見られなかった。

今回のデータにおいては、就寝時間が不規則だというケースが3歳児で最多(約20%)となっていました。 7歳児では、半数以上が規則的なリズムで7時半~8時半のあいだに就寝していました。

また、社会的に(おそらく年収や学歴的に)不利な家庭において、子供の就寝時間が不規則であったり、就寝時間が夜の9時以降であるケースが多く見られました。