ビタミンDが不足すると一部の脳卒中のリスクが増加

(2018年3月) "Nutrients" 誌に掲載されたメタ分析によると、ビタミンDが不足していると虚血性脳卒中のリスクが増加する恐れがあります。 虚血性脳卒中とは血管が破れるのではなく詰まるタイプの脳卒中のことで、脳卒中全体の85%を占めます。

研究の方法

ビタミンD血中濃度と脳卒中になるリスクとの関係を調べた19の研究(2017年9月末までに発表されたもの)のデータ(データに含まれる人数は12万人超)を分析しました。

結果

ビタミンD血中濃度が最も低い場合には最も高い場合に比べて、脳卒中全体のリスクが60%増加していました。

脳卒中を虚血性と出血性に分けて分析すると、虚血性脳卒中(データ人数は4万6千人弱)ではビタミンD血中濃度が最も低い場合に136%のリスク増加でしたが、出血性脳卒中についてはビタミンD血中濃度と発症リスクとの間に関係が見られませんでした。