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食生活が和食っぽい女性は死亡リスクが低い

(2018年6月) "British Journal of Nutrition" に掲載された北海道大学などによる研究で、食生活が日本の伝統的な食事内容に近い女性は死亡リスクが低いという結果になりました。

研究の方法

40~79才に日本人男女 58,767人(男性 23,162人)を対象に、1988~1990年にかけてアンケート調査を実施して食生活などを調べ、その後 2009年まで生存状況を追跡調査しました。

和食スコア

7種類の食品(豆類・鮮魚・野菜・漬物・キノコ・海藻・果物)の摂取量に基づいて7点満点の和食スコアを算出しました。 食生活が和食に近いほどスコアが高くなります。

そして、和食スコアに応じてデータを5つのグループ(0~2点・3点・4点・5点・6~7点)に分けました。

結果

追跡期間中に 11,692人が死亡しました。 このうち心血管疾患(心臓病や脳卒中)で死亡したのは 3,408人、ガンで死亡したのは 4,247人でした。

女性に限り、和食スコアが0~2点のグループに比べて6~7点のグループは(*)、総死亡リスク(死因を問わない死亡リスク)が18%および心血管疾患で死亡するリスクが34%低下していました。

男性でも和食スコアが高いと死亡リスクが低い傾向は見られました(総死亡リスク7%および心血管死亡リスク11%の低下)が、統計学的な有意性に若干の問題がありました。
(*) 原文は "The multivariable HR in the 6–7 and 0–2 Japanese food score groups were..." というもの。