ファーストフードや甘いものを食べる頻度は太り具合に影響しない?

(2016年10月) ファーストフード・清涼飲料水・菓子類はいずれも肥満の原因となりそうなイメージがありますが、"Obesity Science & Practice" 誌に掲載されたコーネル大学の研究で、95%の人ではこれらの食品を食べる頻度と太り方に関係が無いという結果になりました。

研究の方法

米国全土から選出された18才以上の男女5千人近くの食生活などを調査したデータを用いて、特定の食品の摂取頻度とBMIの関係を調べました。

病的に太っている人や痩せている人(合計で330人ほど)は、分析の際にデータから除外されました。

結果

今回のデータに含まれる男女の95%においては、ファーストフード・清涼飲料水・菓子類の摂取頻度とBMIとのあいだに関係が見られませんでした。 ただし、BMIが高い人は大体において野菜と果物の摂取頻度が低い傾向にありました。

実用性

今回の結果から、オヤツやファーストフードなど特定の食品だけを我慢するダイエットというのは、あまり効果が期待できない可能性があります。 研究チームは、トータルの食事量や間食の頻度を減らすことを提案しています。

留意点

今回の研究者のうちの1人(Brian Wansink, PhD)は、マクドナルド社のGlobal Advisory Councilのメンバーです。

マクドナルド社によると Global Advisory Council は、同社がバランスの取れた健康的な生活習慣を推進するためのアドバイザーですが、そのメンバーは当然マクドナルド社から報酬を受け取っていることでしょう。