ジャンクフードにより1週間で脳が劣化する。 しかも治らない

(2013年12月) "Brain, Behavior and Immunity" 誌に掲載された英国の研究によると、ジャンクフードによる脳(認知機能)の劣化が従来考えられていたよりも速いペースで進む可能性があります。

この研究で、糖分と脂肪分をたっぷり含む(ジャンクフードに相当する)エサをマウスに与えたところ、わずか1週間で記憶力が損なわれた(ケージ内の物の位置を変えても気付くことが少なくなった)のです。 さらに、ジャンクフード的なエサを与えたマウスでは、海馬という脳の器官に(1週間で)炎症が生じていました。
海馬は、空間記憶(周囲の環境や方角の認知に必要)に関与しています。 また、炎症は脳に(良くない)変化が生じる原因となります。 炎症は肥満によっても引き起こされます。

さらに、恐ろしいことに、ジャンクフード的なエサによって劣化したマウスの脳は、エサを健康的なものに戻しても、劣化から回復しませんでした。

また、ジャンクフードによる記憶力の衰えは、ジャンクフードによって体重が増え始める前から現れていました。

ちなみに、健康的なエサ+砂糖水を与えられたマウスでも、ジャンクフード的なえさを与えられたマウスと同程度に記憶力が落ちていました。 つまり、食事が健康的であっても清涼飲料水を水代わりに飲んでいると駄目だというわけですね。