身体活動量が多い思春期の子供は抑鬱や不安感が少ない

(2016年12月) "Journal of Adolescence" 誌に掲載された研究で、運動などの身体活動をしている思春期の子供には抑鬱や不安感が少ないという結果になっています。

研究の方法
平均年齢15才のアイルランド人男女481人(女性200人)に、身体活動量・抑鬱・不安感について尋ね、身体活動量に応じてデータ全体を次の3つのグループに分けました:
  • 身体活動量が少ないグループ - 60分間の身体活動を行う日が1週間あたり0~2日
  • 身体活動量が中程度のグループ - 60分間の身体活動を行う日が1週間あたり3~4日
  • 身体活動量が多いグループ - 60分間の身体活動を行う日が1週間あたり5~7日

データの分析においては、抑鬱や不安感のリスクに影響する様々な要因を考慮しました。

結果

481人のうち、21%が強い不安感を慢性的に感じており、37%が抑鬱と思われる状態でした。

身体活動量が中程度の場合

身体活動量が中程度のグループは身体活動量が少ないグループに比べて、抑鬱のリスクが30%、慢性的な不安感のリスクが46%低くなっていました。

身体活動量が多い場合
身体活動量が多いグループは身体活動量が少ないグループに比べて、抑鬱のリスクが56%、慢性的な不安感のリスクが47%低くなっていました。