カンガルーケアをするのは看護婦よりも母親が良い

米国の研究グループによると、カンガルーケアが入院中の未熟児の発達を促すのに有効です。 カンガルーケアには、母子間の絆を強める以上の効果があるというのです。

研究者は「カンガルーケアは今や、未熟児の成長、発達、および脳の発達を促すために必須の療法であると考えられていますが、カンガルーケアの普及率はいま1つです」と述べています。

未熟児向けのカンガルーケアでは、母親が赤ちゃんを胸に抱きます。 抱いている時間は、1回につき1時間以上で、1日あたりの時間は理想的には、生後6週間までは22時間、翌年(にかけて?)は8時間が目安です。

過去の研究では、生後に病院にいる間にカンガルーケアを受けた未熟児において、16歳になるまでの間に、認知機能や運動能力の改善が見られました。

今回の研究では以下が明らかになりました:

  • カンガルーケアをするのは看護婦よりも母親が良い。

  • 母親に抱かれていると、未熟児が医療行為を受ける際のストレスと痛みが軽減する。

  • カンガルーケアを受けた未熟児のほうが、そうでない未熟児よりも、脳の成熟が早くなり、(脳神経の?)接続も改善される。

  • 未熟児は、腹臥位で長時間母親に抱かれていると良く眠るようになるが、これによって脳の発達が促される。

  • 母親に抱かれていることで未熟児は、心拍と体温が母親と一致する。

  • 母親の肌に直接触れるために、(母親から細菌が移動するので?)免疫力が向上する。