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2~3歳児のイビキに注意

(2012年8月) Cincinnati Children's Hospital Medical Center の研究によると、週に2、3回以上イビキをかく2~3歳児では、攻撃性や、注意欠陥・多動性障害(ADHD)に見られるような注意力散漫や多動などの問題行動が見られる傾向にあります。

研究の概要

249組の母子を調査したところ、問題行動のリスクが見られる割合が、イビキをかかなかったグループでは10%、そして2才または3才いずれかの時点でのみイビキをかいていたグループでは12%であったのに対して、2才および3才両方の時点でイビキをかいていたグループでは35%でした。

イビキについて

イビキは、睡眠中の呼吸が阻害されるために起こります。 呼吸が阻害される原因として考えられるのは、風邪・アレルギー・扁桃腺肥大などですが、原因が何であれイビキによって酸素の摂取量が制限され呼吸に要する労力が増加するために、睡眠の質が悪くなります。

風邪が原因である場合など、イビキが一定期間で解消されるのであれば問題とはなりませんが、数ヶ月や数年間にもわたってイビキが続く場合には、子供の脳の発達や精神面に悪影響が出ると考えられます。

子供がイビキをかくというのは正常な状態であるとは言えません。 子供が慢性的にイビキをかいている場合には小児科医に相談しましょう。

母乳育児でイビキのリスクが減少

この研究では、人工ミルクで育てられた子供の方が母乳で育てられた子供よりもイビキをかきやすいことも明らかになりました。

赤ちゃんにとっては哺乳瓶からミルクを飲むよりも母乳を飲む方が難しいので、母乳を飲むという行為が気道の形状に影響してイビキが少なくなるのだと考えられます。 さらに、母乳には赤ちゃんの免疫力を強化する効果もあるため、風邪などにかかり難くなってイビキをかくことが減少するとも考えられます。