「明治ヨーグルトR-1」に夏バテを緩和する効果?

(2018年6月) "Nutrients" 誌に掲載された明治(チョコレートで有名な明治)による研究で、「明治ヨーグルトR-1」に使われている乳酸菌で作ったヨーグルトに夏バテ(*)を緩和する効果があるという結果になりました。
(*) 食欲不振・眠れない・ストレス・ヤル気が起きない・風邪をひいたりもする、といった症状。

研究の方法

健康だが毎年のように夏バテをしている成人男性49人(*)を2つのグループに分けて、一方のグループにのみ乳酸菌1073R-1株(†)を用いて作ったドリンクタイプのヨーグルト100mL/日を7月上旬から9月下旬まで12週間にわたり飲ませました。

(*) 30~49才(40才前後の人が最多)で、いずれも東京またはその近郊に住んでいる。

(†) 正式名称は "Lactobacillus delbrueckii subsp. bulgaricus OLL1073R-1"。
疲労感(夏バテ)の程度は、視覚的アナログ・スケール(VAS)による評価と自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスから把握しました。
試験期間中の気温

結果

12週間にわたりヨーグルトを飲み続けたグループは、もう一方のグループよりもVASのスコアが低くなっていました(疲労感が軽度だった)。

また、統計学的な有意性には欠けていたものの、気温の変動が繰り返された時期(ヨーグルト摂取開始から6~12週目)に、ヨーグルトを飲んでいたグループのほうが自律神経のバランスがよく維持されていました。

以前の研究では、乳酸菌1073R-1株により免疫系が強化されて風邪を引きにくくなることが示されていましたが、今回の研究では風邪の引きやすさNK細胞の活性に関しては両グループの間に差が見られませんでした。