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認知能力の維持に青葉野菜が有効

(2015年4月) "Experimental Biology 2015" で発表されたラッシュ大学(米国)の研究によると、ほうれん草などの青葉の野菜を積極的に食べるのが認知能力の低下を抑制するのに有効かもしれません。

研究の方法

この研究では、平均年齢81才の高齢者954人を対象に144品目の食品の摂取量に関するアンケートを実施した後、2~10年間(平均5年間)にわたる追跡調査を行いました。 追跡調査では認知能力を調べるための19種類の検査を年に1度行いました。

結果

調査の結果、青葉野菜の摂取量が多い人で認知能力が低下するペースが遅くなっていました。 1日に青葉の野菜を1~2食分食べるという人では、青葉の野菜を全く食べないという人に比べて認知能力が11才分も若かったのです。

この結果は、年齢・性別・教育水準・喫煙習慣・運動習慣・アルツハイマー病の遺伝子的リスクといった認知機能に影響する要因を考慮したうえでのものです。

さらに、栄養成分ごとの摂取量と認知機能の低下ペースとを照らし合わせたところ、認知機能の低下ペースに関与しているのがビタミンK・ルテイン・葉酸塩・βカロチンである可能性が濃厚となりました。

青葉野菜に限らない
研究者によると、青葉の野菜に限らず、ビタミンKや、ルテイン、βカロチンなどの栄養素を含む食品が認知能力の維持に有効だと思われます。 これらの栄養素は緑黄色野菜や果物に豊富に含まれています。