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日常の活動と認知症になるリスクの関係

(2018年8月) "Geriatrics & Gerontology International" に掲載された国立長寿医療研究センター(日本)の研究で、日常の活動と認知症になるリスクとの関係が調査されています。
Hiroyuki Shimada et al. "Lifestyle activities and the risk of dementia in older Japanese adults"

研究の方法

65才以上の男女 4,654人の日常の活動や認知症のリスク要因の有無などを調べたのち、平均で3年半にわたり認知症の発生状況を追跡調査しました。

結果

追跡期間中に219人(4.8%)が認知症になりました。

次のような日常的活動を行う場合に認知症のリスクが低下していました:
  • 毎日人と会話をする: -44%
  • 自動車を運転する: -37%
  • 買い物をする: -43%
  • 畑仕事や庭仕事をする: -29%

研究グループは「認知症の予防につながり得る活動は年齢や性別により異なるかもしれない」と述べています。 論文要旨には記述がありませんが、年齢や性別によって、各活動と認知症リスクの関係(活動ごとのリスク低下幅やリスク低下が統計学的に有意であったか否か)が異なっていたのでしょう。

上記の結果に食生活やウォーキングなどが顔を出していませんが、今回の研究において「日常の活動」に食生活や運動に関連する項目が含まれていたのかどうかは不明です。 「畑仕事や庭仕事」とあるので身体活動は「日常の活動」に含まれていたのでしょうけれど。