軽い運動で勉強による疲労感が軽減される

(2016年4月) "PLOS ONE" に掲載されたラドバウド大学(オランダ)の研究によると、勉強による疲労感を軽減するのに軽い運動が有効かもしれません。出典: Exercise as an Intervention to Reduce Study-Related Fatigue among University Students

研究の方法

勉強による疲労感に悩まされている大学生100人ほどを2つのグループに分けて、一方のグループにのみ6週間にわたって運動習慣を続けてもらいました。 大学生たちはいずれも、普段は運動をする習慣がない健康な人たちでした

運動の内容は、走りながら会話できる程度のペースの軽いランニングを週に3回(1回あたり1時間)行ってもらうというものでした。

結果

6週間後、運動をしなかったグループに比べて運動をしたグループの方が勉強による疲労感が大きく減っていました。 おまけに、睡眠の質と認知機能(頭の働き)も運動をしたグループの方が改善されていました。 ただし、運動をしたグループでも(軽い運動だったので)心肺機能は向上していませんでした。

6週間にわたり運動を続けたグループは、6週間の運動期間が終わってから12週間後に行われた調査の時点でも80%が自主的に運動習慣を続けており、この80%の人たちでは疲労感軽減や睡眠の質改善などの効果がさらに強く現れていました。