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寝室の照明をつけて眠った翌朝にはインスリン抵抗性が増大

(2018年6月) 米国で開催中の SLEEP 2018 で発表されたノースウェスタン大学の研究によると、寝室の照明をつけて眠るとインスリン抵抗性に悪影響があるかもしれません。出典: Light exposure during sleep may increase insulin resistance

研究の方法

18~40才(平均27才)の男女20人を被験者として2泊3日の試験を行いました。 試験では20人を2つのグループに分けて、一方のグループは暗い環境(3ルクス未満)と明るい環境(100ルクス)で1晩ずつ眠らせ、もう一方のグループには2晩とも暗い環境で眠らせました。
大阪市立科学館によると、100ルクスの明るさは街灯の下と同じくらい。

結果

明るい環境で眠った翌朝にはインスリン抵抗性が増加していました。 インスリン抵抗性が増大した主因はインスリン値の上昇でした。

インスリン抵抗性とは細胞がインスリンの作用(血中のブドウ糖を細胞内に運ぶ)に反応しにくくなった状態のことです。 2型糖尿病の発症に先立ちインスリン抵抗性が増大します。

コメント

研究者は次のように述べています:
「明るい環境で眠る日が長期間にわたり続いたときに今回見られたようなインスリン抵抗性への影響が蓄積されるのかどうかを、今後の研究で調べる必要があります」