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食生活に関するありがちな疑問を栄養士が解説

(2016年2月) Texas A&M の準教授であり栄養士でもあるリサ・マロニーさんが、食生活における様々な疑問について解説してくれています。出典: Popular Diet Myths Debunked

デザートはグルテン・フリーのものが良い?

セリアック病やグルテン過敏症の人でない限り、普通のデザートに比べてグルテンが含まれないデザートの方が健康的だということはありません。 グルテンの代わりに他の原料を用いることでデザートに含まれるカロリーが増えている可能性もあります。

「糖分ゼロ」や「脂肪分ゼロ」の食品を食べていれば太らない?

「糖分ゼロ」や「脂肪分ゼロ」という表示は食品に含まれるカロリーがゼロであることを意味するものではありません(糖分以外の炭水化物や、タンパク質もカロリーになります)。

糖分ゼロであるのと引き換えに脂肪分が非常に高かったり、脂肪分を減らすことで損なわれた風味を補うために別の人工的な成分(脂肪分以上にカロリーが高いこともある)が添加されていたりすることがあるので、低カロリーの食品を探す時には成分表示に気をつける必要があります。

炭水化物は太る原因になる?

炭水化物は体の主要な栄養源であり、人体にとって必要なものです。 しかしながら精製された炭水化物(単純炭水化物全粒穀物ではない穀類)や加工食品の摂取量が多いのは太る原因となります。

リサは次のように述べています:
「果物・野菜・全粒穀物の摂取量を増やし、精製炭水化物や加工食品の摂取量を減らしましょう」
健康的な食品は値段が高い?
生鮮食品はたしかに、加工食品や低価格帯のファーストフードよりもコストが高くなります。 しかし不健全な食品を続けていると医療費が高くなるので、結局は生鮮食品を用いた健全な食事を続けてる方が安く済みます。
夜遅くに食事すると太る?
「朝食は王のように食べ、昼食は女王のように食べ、夕食は貧者のように食べるべし」 という格言(*)がありますが、リサによると食事のタイミングよりも食事の内容の方が大切です。 栄養バランスと食事量が適切であれば、いつ食べるかはさほど問題ではありません。 過食を避け、摂った以上のカロリーを消費するように心がけましょう。
(*) 「王様の朝食、王子の昼食、貧者の夕食」というバージョンも。
デトックスには断食が有効?

まず、断食自体が推奨されません。 何日も連続して断食するのは危険です。 長期間にわたる断食を伴う極端な食事法をする際には医師に相談しましょう。

人体には腎臓と肝臓という解毒機構がすでに備わっているためデトックス(体内の有害物質の除去)をことさらに行う必要はありませんが、デトックスをしたいのであれば食物繊維を豊富に含む食事をすると良いでしょう。 食物繊維が毒素を吸着して体外へと排出してくれます。 食物繊維は全粒穀物に豊富に含まれています。
エナジー・バーはどうですか?

エナジー・バー(シリアルやチョコレートを材料とし、栄養が濃縮された高カロリーの携行食)は忙しいときには便利ですが、そればっかりでは不健康です。 栄養バランスの取れた食事もする必要があります。

エナジー・バーには脂肪と糖分をたっぷりと含まれているので、運動選手がカロリーを余分に摂るのには向いているかもしれませんがダイエットの役に立つということは考えられません。

インターネットの情報は信頼できる?
ネット上にはダイエットや健康的な生活に関するアドバイスが溢れかえっていますが、その中には信頼できない情報も含まれています。 信頼できる最新の情報は、やはり栄養士や医師などの専門家に尋ねるのが良いでしょう。