人は生き血を飲むだけで生きていけるか?

(2018年4月) 血液には人体が必要とする全てのものが含有されています。 しかし、その血液を経口摂取するとどうなるのでしょうか? 血液を飲むだけで生きていけるものなのでしょうか? 答えは「ノー」で、血液しか飲まない者には以下のような死に方が待ち受けています。出典: Particle | Is it really bad to drink blood?

3つの死に方

1つ目の死に方

血液にはタンパク質は豊富に含まれていますが、ミネラル類とビタミン類が致命的なレベルで不足しています。 栄養失調で死ぬ。これが、血液だけで生きようとしたときの1つ目の死に方です。

2つ目の死に方

2つ目の死に方はヘモクロマトーシス(血色素症)です。 ヘモクロマトーシスとは血流中に鉄分が過剰に蓄積することで生じる致命的な状態のことです。

吸血活動を好む人たちの中には、鉄分補給という実際的な目的のために血を飲む(と主張する)人もいますが、普通は血液ばかり飲んでいるとヘモクロマトーシスになります。 生き血ばかり飲んでないで他の食品もきちんと食べ、バランスの取れた食生活を心がけましょう。

3つ目の死に方

3つ目の死に方は感染症です。 生き血の提供者が梅毒・肝炎・HIV・エボラなどの病気に感染している場合、病原体をたっぷりと含む生き血と接触するためにこうした病気に感染して死んでしまいかねません。 生き血をすすりたい場合には生き血のドナーを吟味する必要があります。

ヴァンパイアについて

世の中には他人の血を飲むことを好むという人(ヴァンパイア)も実在します。 他人の血を飲みたいという抑えがたい欲求は、ブラム・ストーカーが書いた小説「ドラキュラ」に登場する精神病患者「レンフィールド」にちなんで「レンフィールド症候群」と呼ばれることがあります。

生き血を飲みたがる原因は精神的な異常にあると考えられています。 生き血を欲するヴァンパイアたち本人は「生き血で鉄分を補給したい」とか「生き血を飲むと元気が出る気がする」とか「生き血を飲むと興奮する」などと述べています。

ヴァンパイアが飲む生き血の量は一般的に、1回あたりスプーンに2~3杯程度で、血を飲む頻度は数週間に1回ほどです。 詳細は不明ですが、生き血の提供者(ドナー)に頼んで生き血をすすらせてもらうようです。

ヴァンパイアの生態

ヴァンパイアが主催する "Vampirism & Energy Work Research Study" という世界各地に住む950人のヴァンパイア(および「エナジー・ワーカー」と呼ばれる「気」関連のオカルト実践者)を対象に行われた調査では次のような結果となっています:
  • ヴァンパイアの過半数(64%)が女性。 世代的には1990年前後に生まれた人が最多。
  • ヴァンパイアはIQが高いようで、回答者のIQで最も多かったのは137~150だた。 学歴は大学中退が最多だった。
  • ヴァンパイアに多い病気は貧血・頭痛・喘息・抑鬱・パニック発作・ADHD・双極性障害だった。
  • ヴァンパイアが人の生き血の代わりに摂るものは、動物の生き血/肉類・チョコレート・赤ワイン・ジュース・ハーブティーなどでした。トマトジュースという回答はありませんでした。