運動で限局性前立腺ガン患者の生存率が向上

(2014年12月) "Cancer Epidemiology, Biomarkers & Prevention" 誌に掲載された Karolinska Institutet(スェーデン)の研究で、限局性前立腺ガンの患者は適度な運動によって生存率を向上させられるという結果になりました。

研究の方法

1997~2002年のあいだに限局性前立腺ガンと診断された男性 4,623人を対象に、運動量に関するアンケートを実施したのち 2012年まで追跡調査しました。 研究期間中に亡くなったのは561人で、そのうち死因が前立腺ガンだったのは194人でした。

結果

1日あたり20分間以上のウォーキングまたはサイクリングに相当する運動を続けていたグループでは、総死亡率(死因を問わない死亡率)が30%、そして前立腺ガンによる死亡率が39%低下していました。

Cancer Research UK の Julia Fraterさんは次のように述べています:
「この結果は結論的なものではなく、複数の無作為試験を今後行って今回の結果を確認する必要がありますが、運動にはガン治療による副作用を緩和するなどの効果も期待できるため、運動ができる状態であるならば運動をするのが妥当でしょう」