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睡眠時間が長くても高血圧のリスクは増加しない。 死亡リスクなどは増加

(2017年9月) "Sleep Medicine Reviews" 誌に掲載されたシステマティック・レビューによると、睡眠時間が長い人は死亡リスクや糖尿病・心臓病・脳卒中などになるリスクが増加する恐れがありますが、高血圧のリスクは増加しません。

レビューの方法

睡眠時間が普通の場合と睡眠時間が長い場合とで、死亡リスクや糖尿病・心血管疾患(心臓病や脳卒中)・高血圧・肥満・抑鬱・脂質異常になるリスクを比較した137の追跡研究のデータを統合的に分析しました。 データに含まれていた人数は合計500万人超になります。

結果

睡眠時間が普通(*)の場合に比べて睡眠時間が長い場合には、死亡リスクが39%、糖尿病になるリスクが26%、心血管疾患になるリスクが25%、脳卒中になるリスクが46%、冠動脈疾患になるリスクが24%、肥満になるリスクが8%増加していました。
(*) 「普通」の定義は研究により異なるが、大体において1日あたり7時間前後。

死亡リスクも心血管疾患になるリスクも、睡眠時間が長くなるほどにリスクが増加していました。

高血圧になるリスクと睡眠時間のあいだには関係が見られませんでした。 抑鬱と脂質異常に関してはデータ不足でわかりませんでした。