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タバコの規制において喫煙の楽しみを奪われる喫煙者の心情に配慮する必要は無い

(2017年11月) "Tobacco Control" 誌に掲載されたジョージア州立大学の研究によると、タバコの規制において喫煙の楽しみを奪われる喫煙者の心情に配慮する必要は無いかもしれません。 少なくとも米国においては、喫煙者の大部分がタバコを止めれない自分に嫌気がさしているためです。

研究の方法

米国に住む喫煙者 1,284人を対象に、各人の喫煙習慣にまつわる心情に関するオンライン調査を行いました。

結果

1,284人のうち「タバコに依存しており、喫煙習慣を始めたことを後悔していて、タバコを止められない自分に不満である」という気持ちが「強い」という人が22.5%で、そういう気持ちが「とても強い」という人が59.8%でした。

喫煙者である自分に不満の抱く人の割合に、性別・年令・人種・教育水準・年収による違いは見られませんでした。

結論

「タバコを吸い続けたい」と思っている喫煙者よりも「タバコを止めたい」と思っている喫煙者のほうが遥かに多いという結果でした。 したがって、政府が規制によって禁煙を推進するというのは、ある意味では大部分の喫煙者の希望に沿うものなのでしょう。
「タバコを止めたいのに止めれない」という喫煙者にとって禁煙は当然のことながら辛いものなので、禁煙の苦しみを和らげるための配慮も必要でしょう。 「タバコ増税は喫煙者のためだ」という理由でタバコを増税するのなら、タバコ増税で得た税収を喫煙者の禁煙の支援(禁煙グッズや禁煙外来の助成金など)に充てるのが道理です。