腰痛の原因が偏平足であることも

"Rheumatology" 誌(2013年10月)に掲載された米国の研究によると、偏平足の女性では、そうでない女性に比べて、腰痛になるリスクが1.5倍になります。 「腰痛の原因が足にある場合もあるのです」と研究者は述べています。

この研究では、1,930人の男女にセンサーを埋め込んだマットの上を歩いてもらい、歩行中の足の裏のどの部分に圧力がかかっているかを調べました。 その結果、女性(平均年齢は60代で、38%が腰痛持ち)でのみ、回内足によって腰痛のリスクが増加していました。 回内足とは、歩くときに足の裏が内側に傾くことを言います。(偏平足の人では「土踏まず」のスペースが空いていない分だけ足が内側に傾くということでしょうか?)

研究者によると、偏平足が腰痛の原因となるのは、偏平足による歪みを解消しようとして他の筋肉に負担がかかるためである可能性があります。 骨折などで足にギプスを付けている患者でも、腰にかかる力が(左右で)不均等になるために腰痛になるケースがあります。

女性でのみ偏平足が腰痛の原因となる理由について、研究グループは、女性の骨盤骨(太腿の付け根の骨)が男性よりも大きくて可動性が劣るからではないかと考えています。 骨盤骨の違いのために、一般的に女性は歩行時に、男性よりも腰を回転させる幅が大きくなり、さらに上半身の動きも大きくなります。

足の筋肉を鍛える(=偏平足を治す??)には、床に置いたタオルを足の指でつまみ上げて降ろすという動作を繰り返しましょう。