糖質で摂るカロリーの量を減らすとカロリーの燃焼量が増えた

(2018年11月) "*The BMJ*" に掲載されたボストンこども病院などの研究で、糖質で摂るカロリーの量を減らすとエネルギー支出(燃焼されるカロリー)が増えるという結果になりました。出典: Results of the Groundbreaking Framingham State Food Study Are Announced

研究の方法

過体重(BMIが25kg/m以上30kg/m未満)である18~65才の男女234人に、まず体重を10~14%減らすことを目標とするダイエットを10週間ほど実施させました。

次に、そうして減らした体重を維持する食生活を20週間にわたり行いましたが、この20週間を開始するにあたり234人を次の3つのグループに分けました:
  1. カロリーの60%を糖質で摂るグループ
  2. カロリーの40%を糖質で摂るグループ
  3. カロリーの20%を糖質で摂るグループ

3つのグループのカロリー摂取量は同じ(1日あたり2千kcalほど)です。

糖質は、なるべく全粒穀物で摂るように心がけました。 糖類の摂取量は最低限でした。

結果

20週間後、3のグループは1のグループに比べて1日あたりの燃焼カロリーが250kcalほども増えていました。

研究グループの計算によると、燃焼カロリーが250kcal/日多い状態を維持すると体重が3年間で9kg少なくなります。

3のグループはグレリンというホルモンの量も1のグループよりも減っていました。 グレリンにはカロリー燃焼量を減らしてしまう作用があると考えられています。