抗がん剤の中には低用量で用いると腫瘍の転移を促進するものも

(2016年6月) "FEBS Journal" に掲載された研究によると、パクリタキセルという乳ガンの化学療法によく用いられる抗がん剤は、一定の(適切な)用量で用いれば腫瘍を抑制しますが、低用量で用いるとガンの肝臓への転移を促進してしまいます。

したがって、副作用を懸念してパクリタキセルの用量を減らすのは逆に危険かもしれません。

コメント
研究者は次のように述べています:
「パクリタキセルやパクリタキセルに類似する化合物は化学療法に広く用いられていますが、パクリタキセルのリスクや使用方針については未だ手広く調査が続行中です(リスクや適切な使用法がまだ明確ではない)」