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同じカロリー消費量なら、短時間の運動よりも長時間の運動を

(2013年2月) "PLOS ONE" に掲載されたマーストリヒト大学の研究によると、カロリー消費量が同じであるならば、短時間の激しい運動よりも、長時間の穏やかな運動のほうが健康にとって有益です。

カロリー消費量が同じなら、激しい運動を1時間行うよりも、散歩や、ただ立っているだけというのを長時間行うほうが、代謝の活性化や、血中コレステロールの改善に効果があるというのです。

研究の方法

19~24才でBMI が「普通体重」の人たち18人を次の3つのグループに分けました: ①1日あたり14時間を座って過ごし一切の運動をしないグループ、②1日あたり13時間を座って過ごすが激しい運動を1時間行うグループ、および③一日あたり6時間を座って過ごし、ウォーキングを4時間行い、さらに2時間を立って過ごすグループ。

各グループに、四日間にわたって、それぞれに割り当てられた過ごし方で過ごしてもらい、毎日の運動後にインスリン感受性と血中の脂質量を計測しました。 インスリン感受性と血中の脂質量はいずれも、糖尿病や肥満などの代謝疾患と関わりがあります。

結果

期間中に運動をした②と③のグループの両方で、代謝関係の数値が座りっぱなしの①のグループよりも良好でした。 インスリン感受性と血中の脂質量については、②のグループで僅かな改善が見られましたが、③のグループで劇的に改善していました。