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運動習慣を長年にわたり続けている女性は脳卒中のリスクが低い

(2017年8月) "Stroke" 誌に掲載されたコロンビア大学の研究によると、運動習慣を長期間にわたり継続するのが脳卒中の予防に役立つ可能性があります。

研究の方法

1995~1996年および 2005~2006年という2つの時点において、米国カリフォルニア州に在住の女教師6万1千人超(人種は様々)を対象に運動習慣に関するアンケート調査を実施しました。

そして、カリフォルニア州の入院データに基いて脳卒中の発症状況を調べて、運動量の変化と脳卒中のリスクとの関係を分析しました。

結果

10年間のうちに1千人近くが脳卒中と診断されました。

1995~1996年と 2005~2006年両方の時点において米国心臓協会が推奨する運動量(*)を満たしていた(10年間にわたり運動習慣を続けていたとみなされる)女性は、(いずれの時点においても運動習慣が無かった女性に比べて)脳卒中のリスクが16%低くなっていました。
(*) 中程度の激しさの運動であれば150分超/週、激しい運動であれば75分/週。
このリスク低下は主に、中程度の激しさの運動習慣(早いペースでのウォーキングなど)を続けていたグループで虚血性脳卒中(*)のリスクが下がる(-30%)ことによるものでした。
(*) 脳卒中には血栓が引き起こす虚血性の脳卒中と、脳内出血による出血性脳卒中の2種類が存在する。 脳卒中のほとんどが虚血性脳卒中。
1995~1996年の調査でのみ運動習慣があったグループでは、脳卒中のリスクは下がっていませんでした。