肺ガンのリスクが下がるミネラルと下がらないミネラル

(2016年4月) "European Journal of Nutrition" に掲載されたエラスムス医療センター(オランダ)の研究によると、肺ガンの予防に亜鉛と鉄が有効かもしれません。

研究の方法

55才以上の男女 5,435人を対象に食生活に関するアンケート調査を実施し、その後の22年間における肺ガンの発生率を調べました。

そして食事による(*)各種ミネラル(†)の摂取量に応じてデータ全体を3つのグループに分けて、肺ガンのリスクを比較しました。

(*) サプリメントの服用により摂取するミネラルではなく、食事に含まれるミネラル。

(†) 亜鉛・カルシウム・鉄・マグネシウム・銅・セレン
結果
  • 22年間における肺ガンの発生件数は211件でした。
  • 亜鉛の摂取量が最も多いグループは摂取量が最も少ないグループに比べて、肺ガンのリスクが42%低くなっていました。
  • 鉄についても同様に、摂取量が最も多いグループは肺ガンのリスクが42%低くなっていました。
    亜鉛と鉄どちらも42%のリスク低下でした。
  • カルシウム・銅・マグネシウム・セレンについては、摂取量と肺ガンのリスクとの間に関係は見られませんでした。