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ルテインとゼアキサンチンで肌の状態を改善

"American Journal of Lifestyle Medicine" (2013年6月)に掲載された研究によると、ルテイン(カロテノイドの一種)とゼアキサンチン(ルテインの異性体)に肌を紫外線から守る効果が期待できます。 これらの抗酸化物質は他の抗酸化物質と違って、体の中でも皮膚に集まる傾向が強く肌を内側から保護してくれます。

この研究でルテイン/ゼアキサンチンを12週間にわたって服用したグループでは、次のような効果が見られました(数字はいずれも、プラシーボを服用したグループとの比較):

  • 脂質過酸化が56%抑制された
  • 皮膚の水分保持率が2倍以上になった
  • 皮膚の脂質含有量が4倍になった
  • 皮膚の柔軟性が17%改善された
  • 光防護活性が3倍になった

この研究の一環として行われた動物実験および細胞組織を用いた実験でも、これらの効果は裏付けられています。 ルテインとゼアキサンチンを経口摂取することで、太陽の光(紫外線)が肌に与えるダメージが減少するのです。

ルテインとゼアキサンチンは、ほうれん草やケールに多く含まれていますが、上記の肌への効能を得るためにルテインとゼアキサンチンを大量に摂取する必要はありません。

ルテインとゼアキサンチンの1日あたりの所要量は、ルテインを5000μg(マイクログラム)およびゼアキサンチンを300μgであると考えられます。 ゼアキサンチンとルテインを多く含む野菜は次の通りです(いずれもルテインとゼアキサンチンの合計含有量で1カップ(240ml程度)あたり):

  • ケール: 23,700μg
  • ほうれん草: 20,350μg
  • 不断草(うまい菜): 19,000μg
  • かぼちゃ: 2,750μg
  • ブロッコリー:1,680μg
  • 人参:1,100μg
ほうれん草やケールであれば、1カップで4日分も摂れるということになりますね。 1カップというのは恐らく加熱前の時点での量ですから、加熱後の量で言えば本当に日常的な量で十分ということになります。 ほうれん草には腎結石の原因になるシュウ酸も大量に含まれているので食べすぎにはご注意を。