マグネシウム不足で10代の子供が攻撃性や注意力欠陥を示す率が増加

(2014年12月) "Public Health and Nutrition" 誌に掲載された Telethon Kids Institute(オーストラリア)の研究で、マグネシウムが不足しているティーンエイジャーでは攻撃性や注意力欠陥(注意欠陥・多動性障害(ADHD)の症状の1つ)が増加するという結果になりました。

この研究では14~17才のティーンエイジャー684人を対象に複数のアンケートを実施して、普段の食事内容(マグネシウムと亜鉛の摂取量を含む)と感情・素行の状況を調査しました。

運動量や、性別、BMI、家庭環境、世帯収入などの交絡要因を考慮したうえで調査結果を分析したところ、マグネシウムの摂取量が多いティーンエイジャーほど外在化問題行動(注意力欠陥や攻撃性)が少なくなっていました。

一方、亜鉛の摂取量とティーンエイジャーの外在化問題行動との間には、統計的に有意となるほどの関係は認められませんでした。 また、内在化問題行動(不安・鬱・ひきこもりなど)についてはマグネシウムも亜鉛も関係が認められませんでした。

過去の研究でも、マグネシウムに攻撃性・激越・イライラに関与する受容体複合体を遮断する作用のあることが示されています。

マグネシウムは、青葉の野菜・豆類・全粒穀物ナッツ類などの食品に多く含まれています。