マグネシウム摂取量と抑鬱の関係

(2019年1月) "Journal of Affective Disorders" に掲載された青島大学(中国)の研究で、マグネシウム摂取量が多い人は抑鬱が生じていることが少ないという結果でした。
ChungeSun et al. "Dietary magnesium intake and risk of depression"

研究の方法

米国に住む成人男女 17,730人を対象にアンケート調査を実施して、過去24時間における食事から摂取するマグネシウムの量や抑鬱の程度などを調べました。

結果

マグネシウム摂取量が多いほど抑鬱のリスクが低いという関係が見られました。

マグネシウム摂取量が最少のグループに比べて最大のグループは、抑鬱であるリスクが53%低下していました。

ただし、男女別に見ると、マグネシウム摂取量が多いと抑鬱のリスクが低いという関係が見られたのは女性に限られていました。

留意点

今回の研究は横断研究です。 したがって、「マグネシウム摂取量が多いと抑鬱が生じにくい」のではなく「抑鬱が生じていない人はマグネシウム摂取量が多くなりやすい」という可能性も考えられます。

また、今回の研究ではマグネシウム摂取量をアンケートで1回調べただけなので、マグネシウム摂取量を正確に把握できていない恐れがあります。