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マグネシウムが2型糖尿病の発症リスクに及ぼす影響には個人差が

(2015年1月) インスリンが分泌されるのにも、インスリンが作用するのにもマグネシウムが関与していると考えられており、それを裏付けるかのように複数の研究で、マグネシウムが不足していると2型糖尿病になるリスクが増加することが示されています。

しかし、今回 "Journal of Nutrition" に掲載されたブラウン大学の研究によると、マグネシウム摂取量が2型糖尿病の発症リスクに及ぼす影響には遺伝子に由来する個人差があると思われます。

この研究では、50~79才の黒人女性 7,287人およびヒスパニック系の女性 3,285人を対象に、マグネシウム摂取量、2型糖尿病の有無、およびマグネシウムの処理に関与する17の遺伝子を調査しました。

その結果明らかになった事柄の例は次のようなものです:
  • ヒスパニック系女性では、"NIPA" と呼ばれる遺伝子に "rs8028189" というSNP(一塩基多型)が存在する女性に限って、マグネシウム摂取量が多いと2型糖尿病のリスクが(黒人女性も含めた女性全体に比べて)35%も低下していた。
  • 黒人女性では、"CNNM1" と呼ばれる遺伝子に "rs6584273" というSNPが存在する女性では2型糖尿病のリスクが16%低下していたが、マグネシウム摂取量との間に明確な関係は見られなかった。