収入が少ない男性は骨密度が低下しやすい

(2015年1月) "Journal of Bone and Mineral Research" に掲載された New England Research Institutes(米国)の研究で、男性においては収入と年間の骨密度変化率とのあいだに相関関係が見られるという結果になりました。

この研究では、30~79才の男性の股関節(681人)、脊椎(663人)、および前腕(636人)の骨密度の変化を7年間にわたり追跡調査し、骨密度に影響する様々な要因を考慮したうえで、人種や収入と骨密度の変化率とのあいだに関係が見られるかどうかを求めました。

その結果、人種と年間の骨密度変化率とのあいだに相関関係は見られませんでしたが、股関節の骨に関しては収入とのあいだに強い相関関係が見られました。

収入が多いグループと比べたときの骨密度の年間の変化率(修正後の最小二乗平均値)は、収入が少ないグループ-0.24%、収入が中程度のグループでは-0.16%でした。