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太鼓腹の人は男性でも骨粗鬆症のリスク

(2012年11月) 骨粗鬆症には女性の病気というイメージがありますが、ハーバード大学の研究により、太鼓腹(ビール腹)の男性でも骨粗鬆症のリスクが増加することがわかりました。

研究の方法

この研究では、平均年齢が34歳で平均BMIが36.5の肥満男性65人を皮下脂肪の多いグループと内臓脂肪の多いグループに分類しました。

そして、男性たちの腹部・太腿・前腕の脂肪と筋肉の量をCTスキャンで計測し、有限要素解析(橋や飛行機の素材の強度の判断に用いる)によって骨の強度を計測して骨折のリスクを測定しました。

結果

内臓脂肪が多い男性は骨も弱いという結果でした。 内臓脂肪グループは、皮下脂肪グループと比べて、肥満の程度や年齢が同じなのに、二倍近くも骨が弱かったのです。 さらに、筋肉の量が多い人ほど骨が丈夫であることもわかりました。

仮説
内臓脂肪が多いと骨粗鬆症のリスクが増加する理由として2つの仮説が考えられます。 1つは内臓脂肪が多いと骨の健康にとって重要なヒト成長ホルモン(HGH)の分泌が減るという説、そしてもう1つは内臓脂肪が分泌する分子に炎症を引き起こすものがあり、これによって骨が弱るという説です。