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マンガンの摂取量が多い人は腎結石になりにくい

(2018年2月) "Journal of Urology" に掲載されたハーバード大学などの研究で、マンガンの摂取量が多い人は腎結石になりにくいという結果になりました。

研究の方法

米国に住む男女20万人弱を対象に、亜鉛・鉄・銅・マンガンといったミネラルの摂取量を尋ねたのち平均17年間ほどにわたり腎結石の発生状況を追跡調査しました。

各ミネラルの摂取量に応じてデータをそれぞれ5つのグループに分け、グループ間で腎結石のリスクを比較しました。 データの分析においては、腎結石の発生に影響する色々な要因を考慮しました。

結果

追跡期間中に 6,576件の腎結石が発生しました。

亜鉛・鉄

総摂取量(おそらく食事+サプリメント)と腎結石になるリスクとの間に関係は見られませんでした。

総摂取量が多いと結石のリスクが14%増加していましたが、食事から摂取する銅に限ると摂取量と腎結石リスクとのあいだに関係が見られませんでした。

マンガン

総摂取量が最大のグループでは最低のグループに比べて、腎結石になるリスクが18%低下していました。 マンガンにより腎結石のリスクが下がる理由は、今後の研究で調べる必要があります。

マンガンを豊富に含む食品

マンガンはシナモンに突出して豊富に含まれています。 それ以外では、ハーブ類(タイム、パセリ、バジル)や香辛料(コショウ、生姜)や茶にも含まれています。 ハーブや香辛料以外では、米ぬかにもマンガンが含まれています。

穀類や肉類はマンガンを大量に含む食品のトップ20に顔を出していませんが、小麦・大豆・シジミなどがマンガンを比較的多量に含んでいます。