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躁状態にある人はビタミンDが欠乏していることが多い

(2018年1月) うつ病や気分障害の患者でビタミンDが不足しがちであることが知られていますが、"Nordic Journal of Psychiatry" に掲載されたアンカラ・ヌムーネ病院(トルコ)の研究で、躁状態(気分が異常に高揚し支離滅裂な言動をする状態)にある人もビタミンDが欠乏していることが多いという結果になりました。

研究の方法

健常者40人・寛解期にある双極性障害(躁うつ病)患者31人・急性の躁状態にある患者26人という3つのグループの間でビタミンD血中濃度を比較しました。

結果

各グループのビタミンD血中濃度の平均値は、健常者が22.3(*)、双極性障害の患者が18.4、そして躁状態の患者が15.2でした。
(*) 単位は不明。 おそらく「ng/ml」。

健常者と躁状態の患者の間のビタミンD血中濃度の差は統計学的に有意でしたが、躁状態にある患者と双極性障害の患者の間のビタミンD血中濃度の差は有意ではありませんでした。

躁患者のグループにおいて、ビタミンD血中濃度が低いほど躁の程度が強いという関係がある程度見られました。