マニキュア道具の貸し借りで HIV に感染するかも

(2014年11月) "AIDS Research and Human Retroviruses" 誌に掲載された論文によると、甘皮ハサミなどのマニキュア用の道具の貸し借りでも HIV に感染する可能性があります。

この論文で報告されているのは、22才のブラジル人女性のケースです。 この女性は HIV に感染するリスク要因が無かったのに HIV に感染しました。 そこで色々と調べたところ、10年前の12才の頃に従姉妹の女性にマニキュア用の道具を借りたのが原因だという可能性が浮上しました。 この従姉妹は36才のネイリストで、HIV に感染していました。

そしてウイルスの遺伝子検査で22才女性と従姉妹の HIV の祖先が共通していたことから、マニキュアの道具も HIV の感染源となる可能性が強まりました。

専門家の話では、マニキュア道具の貸し借りで HIV に感染するのは極めて稀です。 HIV は、注射針・タトゥー用の針・針灸用の針などのように血液が接触する可能性のある道具を経由して感染する恐れがありますが、食器の共用や、同じコップから水を飲むなどの行為で感染することはありません。