夫婦仲が悪いと心臓発作や脳卒中のリスクが増加する?

(2014年6月) "Psychosomatic Medicine" 誌に掲載されたピッツバーグ大学の研究によると、夫婦(あるいはそれに準じる男女関係)の仲が悪い人では心臓発作や脳卒中などのリスクが増加すると考えられます。

研究の方法

健康で仕事に就いていて結婚もしている(あるいは内縁関係にある)中年男女281人のパートナー間の交流を4日間にわたって1時間単位で調査し(本人たちにパートナーとの交流をポジティブまたはネガティブで評価してもらった)、さらに頚動脈の(血管壁の)厚みを測定しました。

結果
パートナーとの交流をネガティブと評価した人の方が、頚動脈(内膜中膜肥厚のことでしょう)が厚くなっていました。

研究者の推算によると、パートナーとのポジティブな交流が不足している人では、パートナーとのポジティブな交流が最も多い人に比べて、心臓発作や脳卒中のリスクが8.5%増加します。

パートナーとの交流と頚動脈の厚みとの相関関係は、パートナー間の交流頻度や、パートナー以外との社会的交流、性格などの要因を考慮したうえでなお有効でした。 また、この相関関係に年齢・性別・人種・学歴による差は見られませんでした。